2025.11.01⼁お知らせ
勉強会終了『親の手料理を食べてみたかった』
いつも応援してくださり、そして参加してくださりありがとうございます。
オンライン含め、約100名の方が参加して頂き、無事に勉強会は終了しました。
第一部では、児童相談所の職員の方が、現在の保護される子ども達の特徴や、回復に向けたプログラムの事例などをお話してくださいました。
「当たり前の事が分からない。やれて当然と思う事が間違い。当たり前を当たり前と思わない」という言葉がとても印象的で、365日、子どもと向き合い、その中から感じ、生み出された言葉だなと思いました。
第二部では、支援をしている二人の青年がスピーチをしてくれました。
1人目の青年は、親から暴力を受けていた時、痛いとかの悲しみよりも「何で俺なの?」と思っていた事や、今、親に対してどう思うのかという事では「正直分かりません。でも一つだけ心残りがあるんだったら、親の手料理を食べてみたかった」と勇気を出してスピーチしてくれました。
また、2人目の青年は、支援をされる側だったけど、支援をする側になって感じる事を話してくれました。
子ども達と関わっていて感じる事を具体的に話してくれました。
今は支援をする側に成長してくれた青年ですが、「自分はかつて非行少年だった。人様に迷惑をかけてしまっていた。こんな立場の自分が前に立って話していいのかなという葛藤。しかし、お話をさせて頂く機会を頂戴したので、今自分が間近から感じる課題を共有して、皆様の何かのお役に立てればなと思って話をさせて頂きました」とスピーチをしてくれました。
2人の成長した姿を見る事ができ、とても幸せな時間を過ごさせて頂きました。
第三部では、渋谷から施設で行っている取り組みや事例をお話させて頂き、今必要な子ども達の環境作りについてお話をさせて頂きました。
会を重ねるごとに沢山のフィードバックを頂き、会員のお申し込みも頂いております。
今後も、皆様と一緒に子ども達を支え、1人でも多くの子ども達を社会へと送り出せるように努めていきたいと思います。
次回の勉強会は12月を予定していますので、是非ご参加ください。
