特定⾮営利活動法⼈陽和

子ども若者総合相談支援センター研修/児童養護施設に入所の子ども達に講演

『令和6年度大分県子ども・若者支援地域協議会代表者・実務者会議研修会』
おおいた青少年総合相談所(おおいた子ども・若者総合相談支援センター/おおいたひきこもり地域支援センター)様からお声がけを頂き、大分県子ども・若者支援地域協議会構成機関・協力機関の方々にお話をさせて頂きました。
児童相談所・少年院・学校など、支援団体以外にも行政関係者の方や県職員の方までが参加され、大分県のネットワークの広さ・深さを感じました。
このようなネットワークの取り組みが全国的に広がれば、子ども達の支援の輪が広がり、子ども達の環境はより良くなっていく事と思います。
『北九州市児童養護施設協議会で子ども達に講演』
北九州の児童養護施設で生活をしている子どもたちに、これから青年・社会人になっていくい上で、知っておいてほしい事や、大切にしてほしい事をお話させて頂きました。
北九州には7つの児童養護施設があり、全施設の児童が集まる一大イベントです。
パワーポイントの映像には、漢字にふりがなを入れるなど、小学生でも分かるように工夫をしました。
まずは「こんな大人もいるんだよ」という事で、渋谷自身の生い立ちや、なぜこの活動をやっているのかというお話をさせて頂きました。
そして、子どもたちが加害者・被害者になってしまわないように、連日報道がある「闇バイト」についてのお話をさせて頂きました。
北九州の児童養護施設では、全体的な統一ルールとして中学卒業までは携帯電話が持てない事になっているそうです。
闇バイトは携帯電話が一つあれば、誰もが加害者・被害者となります。
未然に防いでいく為には、小学生・中学生の時からの教育が必要だと感じます。
もし、施設を出てからお金に困り、闇バイトと繋がりそうになった時に「そういえば、あの時、名古屋から来た変わったおじさんがこういう事を言ってたな!」と、心のブレーキになってくれるように、事例を入れながらお話をしました。
あっという間の1時間でしたが、子どもたちの心に、何か一つでも届いてくれたらなと想います。
子どもたちに、社会に出る前に大切な教育のお話ができる場を増やしていきたいです。
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