『子どもとの関わり方を考える勉強会』開催
2月27日に保護者・支援者向けの勉強会を開催します。
ある日、子どもが非行に走ったら、どの様に対応して声をかけますか?
万引きをしていたと知った時、あなたはどうしますか?
保護者として支援者として、支援の現場を知り考える場になって頂ければと思います。
参加は無料です。
zoomでも参加可能ですので、参加希望の方はこちらの申し込みフォームよりお手続きを宜しくお願いします。
保護司会・協力雇用主会の合同会議にお招き頂き、活動についてのお話をさせて頂きました。
※保護司 協力雇用主については、下のリンクをご参照ください。
会が始まると、提携している企業様より、実際に雇用をしている従業員をサポートしてもらい、感じた事をご説明頂きました。
会社側では踏み入れれないプライベートな所に寄り添ってもらい、従業員をケアしてもらえるという点や、保護者にも関わってもらえるので、会社ではできない大変な所をサポートして貰えている。
その結果、就労の継続や、従業員との接し方の助言を貰うことができ、会社としてとても助かっている。
今後、雇用主会として陽和さんに関わっていきたいと考えている。
と、お話をして頂いた後、渋谷から実際の事例や、現在の少年たちの現状をお伝えさせて頂きました。
昔と違い、仕事が終わってから上司とお酒を飲みに行く子は少なく、仕事は仕事、プライベートはプライベートと別れている子が多い為、仕事の悩みなどの相談ができる人間関係が構築でない事が多い。また、発達障がいがあったり、複雑な家庭環境で育っている子も多く、社会性やコミュニケーション能力が低かったりなど、大人の基準で接してしまえば、子どもたちは現実から逃げてしまう。
逃げるとは、再び楽な道に進み、努力することなく犯罪などでお金を稼いでしまう事。
企業が少年たちを受け入れてあげる環境が必要。
一方で、20歳になれば保護観察の制度が終わり、保護司さんや行政の方との関りが終わりになってしまう。
運よく温かい大人と出会えれば、制度が終わってからもその後の付き合いが続く場合はあるが、保護観察が終了とともに、大人との関りが終わってしまう少年が多い。
実際に渋谷も少年時代に制度終了後、当時関わって頂いた大人とは会っていないし連絡もない。
結論として、20歳という年齢を基準に自立することは難しい。
そして、家族間だけで問題を解決することは難しいケースが多い。
自立には時間がかかる為、長期的に寄り添う事が子どもたちには必要と伝えさせて頂きました。
制度の狭間で苦しんでいる少年たちの声を聞き、一人でも多くの少年が笑顔に生活がしていけるように、様々な機関と連携を取りながら進めていけたらなと想います。
写真は会議を行った豊田市役所です。
保護司
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo04-02.html
協力雇用主
https://www.moj.go.jp/content/000125851.pdf