愛知少年院より感謝状
愛知少年院より感謝状を頂きました。
愛知少年院では、少年達への講話や、保護者様に向けての講演を2ヶ月に一度行わせて頂いています。
少年達には、再犯をしない為のポイントや、交友関係、環境についてをお話させて頂き、保護者様には、社会に出てからの子どもとの関わり方、向き合い方をお話させて頂いています。
講話を聞いて、「自分も支援者になりたいです」と勇気を出して手紙をくれる少年もいます。
1人でも多くの少年が、自分の辛かった過去、苦しかった経験を価値に変えて、誰かの為に、何かができる青年へと、成長していける事を願うばかりです。
NPO法人陽和は、少年や保護者様の笑顔が増える様に、活動を邁進して参ります。

『少年法を考える会』
6月26日に少年法を考える会を開催致します。
無免許運転の少年が登校中の小学生の列に突っ込み、娘さんとお孫さんを亡くされた被害者遺族の中江 美則さんにご登壇を頂きます。
被害者側と加害者側の両方の話を聞く事により、見えてくるものがあると考えています。
ご登壇を引き受けて頂いた事に深く感謝をすると共に、「加害者と被害者の先に見えるものは」を問いたいと思います。
ゲストとして、愛知少年院の次長や、少年法の立ち直りに関する著書も多数執筆されている熊本大学法学部の岡田 行雄さん、少年院に勤務されている独立型社会福祉士の渡邊 美代子さん、少年の立ち直りのプロセスを研究している、元家庭裁判所調査官の廣井いずみさん、当法人から監事である弁護士の長尾美穂さんにご発言をお願いしています。
午前の部は、第二回の通常総会を行いますので、NPO法人陽和の事業報告と今後のビジョンも是非聞いて頂けますと幸いです。
お申し込みはこちらになります↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4pXWSooxooyBhwrIUZrbJzY1FHqrOWhjaiYsVwqdXyYV6tg/viewform?usp=sf_link
お申込みフォームの操作が分からなければ、お電話でも受け付けさせて頂きます。
電話番号:052-893-9899
非行・虐待・発達障がい 困難を抱えた子ども達の明るい未来のために、私たち大人に何ができるのかを共に考えませんか?
いよいよ5月22日(日)シンポジウムが開催されます。
第一部では、虐待やネグレクト、非行などにより居場所を失った子どもたちの心に迫ったドキュメンタリー映画「旅のはじまり」を上映します。
さまざまな理由で居場所を失った子どもたちや、彼らを守ろうとする大人たちに密着した希少な映画です。
第二部では社会教育の第一人者である、愛知教育大学教授の大村恵氏による基調講演。
そして、パネルディスカッションでは、社会制度の枠組みから外れる若者の支援者、苦しい環境の子ども達を支援している子ども食堂、どんな子どもでも受け入れている通信制高校、小学校で講演を行い命の尊さを伝えている絆画作家、子どもや大人の居場所作り・HIV感染拡大防止の啓発活動家、障がいを持った子どもの支援をしている支援者など、様々な分野の代表者をお招きしています。
パネルディスカッションの後は、第一部の映画にも出ていた当事者の少年や、虐待を乗り越えた少女のスピーチ、大人を嫌い、大人との関りから逃げ出した経験のある少年の生の声をお届けさせて頂きます。
困難を抱えた子どもたちが背負っている背景(過去)を知り、大人が子どもたちを受け入れる為に何が必要なのか、そして何ができるのかを皆様と一緒に考えたいと思います。
何かとご多忙中とは存じますが、ぜひご来場賜りますようご案内申し上げます。
◇参加費無料◇
お申し込みはこちらから宜しくお願い致します。
オンライン参加(zoom)も可能です。
フォームのお申し込みが分からない方は、メッセージにてご連絡下さい。
日程:2022年5月22日(日)
時間:10:00〜16:30
場所:ウィルあいち ウィルホール
※zoom参加は第二部からになります
イベントのタイムスケジューは、申込みフォームに記載してありますので、ご覧下さい。
後援:愛知県 名古屋市 愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 愛知県社会福祉協議会 名古屋市社会福祉協議会 愛知県BBS連盟
2月27日に保護者・支援者向けの勉強会を開催します。
ある日、子どもが非行に走ったら、どの様に対応して声をかけますか?
万引きをしていたと知った時、あなたはどうしますか?
保護者として支援者として、支援の現場を知り考える場になって頂ければと思います。
参加は無料です。
zoomでも参加可能ですので、参加希望の方はこちらの申し込みフォームよりお手続きを宜しくお願いします。
保護司会・協力雇用主会の合同会議にお招き頂き、活動についてのお話をさせて頂きました。
※保護司 協力雇用主については、下のリンクをご参照ください。
会が始まると、提携している企業様より、実際に雇用をしている従業員をサポートしてもらい、感じた事をご説明頂きました。
会社側では踏み入れれないプライベートな所に寄り添ってもらい、従業員をケアしてもらえるという点や、保護者にも関わってもらえるので、会社ではできない大変な所をサポートして貰えている。
その結果、就労の継続や、従業員との接し方の助言を貰うことができ、会社としてとても助かっている。
今後、雇用主会として陽和さんに関わっていきたいと考えている。
と、お話をして頂いた後、渋谷から実際の事例や、現在の少年たちの現状をお伝えさせて頂きました。
昔と違い、仕事が終わってから上司とお酒を飲みに行く子は少なく、仕事は仕事、プライベートはプライベートと別れている子が多い為、仕事の悩みなどの相談ができる人間関係が構築でない事が多い。また、発達障がいがあったり、複雑な家庭環境で育っている子も多く、社会性やコミュニケーション能力が低かったりなど、大人の基準で接してしまえば、子どもたちは現実から逃げてしまう。
逃げるとは、再び楽な道に進み、努力することなく犯罪などでお金を稼いでしまう事。
企業が少年たちを受け入れてあげる環境が必要。
一方で、20歳になれば保護観察の制度が終わり、保護司さんや行政の方との関りが終わりになってしまう。
運よく温かい大人と出会えれば、制度が終わってからもその後の付き合いが続く場合はあるが、保護観察が終了とともに、大人との関りが終わってしまう少年が多い。
実際に渋谷も少年時代に制度終了後、当時関わって頂いた大人とは会っていないし連絡もない。
結論として、20歳という年齢を基準に自立することは難しい。
そして、家族間だけで問題を解決することは難しいケースが多い。
自立には時間がかかる為、長期的に寄り添う事が子どもたちには必要と伝えさせて頂きました。
制度の狭間で苦しんでいる少年たちの声を聞き、一人でも多くの少年が笑顔に生活がしていけるように、様々な機関と連携を取りながら進めていけたらなと想います。
写真は会議を行った豊田市役所です。
保護司
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo04-02.html
協力雇用主
https://www.moj.go.jp/content/000125851.pdf
先日は、愛知県からのお声がけにより、行政とNPOの意見交換会に参加させて頂きました。
陽和ともう一つ選ばれた団体は、スイーツ友達の荒井 和樹さんが代表をされている全国こども福祉センターさんでした。
話題提供は愛知県警察本部少年課です。
警察としての専門は「検挙」をするという業務だが、最近では「支援」という事に力を入れていく事の必要性を感じている。
しかし、どのように支援をしたらいいかという課題がある為、連携をテーマに意見交換をしたいという趣旨のもと、児童相談所、保護観察所、名古屋市などの専門機関の意見交換をしました。
行政の方が話し終えると、最後に渋谷がお話をさせて頂きました。
冒頭の言葉では、「現場で聞く少年たちの声を基にお話をさせていただく為、皆様にとって悪口を言われているような表現に聞こえてしまうかもしれませんが、どうか少年たちの声と思い、ご容赦頂けますと幸いです」と、お伝えした後、僕の関わる少年たちは「大人が嫌いだ」「行政の人とは二度と関わりたくない」という言葉を口にしている子が多い事。
保護者からは、「相談したが取り合ってもくれなかった」「なんの解決にもならなかった」という声も多く集まっている事。
陽和の活動をテレビ・新聞・SNSで知り、「こんな活動があったのが知らなかった」という声をよく聞く事。
学校、行政であっても非行を未然に防いだり、再犯をしない為の取り組みの弱さの問題。困難を抱えた子どもたち、家族の声が拾えていないのが現実という問題がある事。
また、支援があったとしても年齢が条件で支援が終わりになってしまうなど、子どもの事情ではなく大人の事情で支援が終わっているケースがあることをお伝えしました。
最後に、「行政の方が関わってこられた少年たちの中に、連絡が取れなくなる子がいると思います。しかし、僕達と連絡が取れなくなる少年は一人もいません。これが今の少年たちの現状であり、課題です」とお話をさせて頂きました。
会議終了後には「おっしゃる通り、デリケートな年齢になると連絡が取れなくなる子はいます。陽和さんには少年たちが本音で話ができるという映像が、浮かんできました」という言葉をかけて頂きました。
行政にしかできない事もたくさんありますが、その反面、できないことも必ずあります。
「子どもにとって何が一番幸せなのか」の気持ちを第一に考え、行政と民間の壁がもう少しなくなればいいなと感じています。
今回の会議をきっかけに、行政の方と一緒に動ける日が来ることを願いたいです。
◇お知らせ◇
少年たちの社会復帰後の環境を考え、更生していく上で大切な仕事について考える会です。
『支える社会の実現に向けて』
日時 令和3年12月12日(日)
場所 ソレイユプラザなごや
名古屋市中区栄一丁目23番13号
伏見ライフプラザ12階
こちらの参加フォームよりお申込み下さい。
zoom参加可能です。
『大人のあり方を考える勉強会』
活動の報告や、実際のケースを元に、困難を抱えた子どもと、
第3部では、理事長渋谷が関わる自慢の少年達が、
少年達は初のスピーチですので、是非、
zoom参加も可能ですので、
https://form.run/@npo-hiyori–
コロナ対策の為、
後援:愛知県 名古屋市 愛知県教育委員会 愛知県社会福祉協議会 名古屋市社会福祉協議会
NPO法人陽和はこの度、再犯防止に取り組む団体として、愛知県のホームページに掲載して頂くことになりました。
再犯だけではなく、全ての少年犯罪を減らしていけるように、邁進していきます。
一人でも多くのご家族の笑顔が戻ることを願っています。
お子さんが逮捕されたり、少年院に入りこれから先の道が見えなかったり、トラブルに巻き込まれたり、家族関係が悪くなっていたり、発達障害などで生きにくい環境だったりと、家族だけでは解決できない場合が多いです。
夜間の対応も休みなく対応していますので、1人で抱え込まずにご相談下さい。
CBCテレビ様に密着取材をして頂きました。
活動の様子をこちらからご覧頂けます。