【メディア出演】TBSテレビ news23 NHK ニュースウォッチ9
TBSテレビ news23 NHK ニュースウォッチ9 にて理事長の渋谷幸靖がコメントをさせて頂きました。
以下、渋谷の個人ブログより↓
昨日は、TBSテレビのnews23、一昨日はNHKのにてコメントをさせて頂きました。
共に全国放送という事もあり、色々な方から「見ました」と連絡を頂きました。
なぜ、若者たちは犯罪という道に進み、抜け出せれないのか。
また、その背景には家族間の不和、信頼できる大人との繋がりがいないなど、1人で問題を抱え込んでしまう環境が存在します。
生きる意味を失い、善悪の判断も麻痺をしてまい、夢も希望も描く事ができなくなっています。
若者に必要な事は支援ではなく、寄り添う事。
たった1人だけでも、信頼できる誰かが居れば、人生は大きく変わります。
排除して孤立をさせてはいけません。
加害者も被害者も生み出さない為に。
読売新聞に理事長 渋谷幸靖がコメントを掲載して頂きました。
以下、渋谷より今回の掲載にあたり、想いを伝えさせていただきます。
↓
闇バイトについての取材があり、コメントをさせて頂きました。
どの子にも共通している事は、加害者性と被害者性は紙一重だという事です。
認知能力が弱く、障がい者手帳を持っていたりと、世間一般に思い浮かぶ加害者=「おじいちゃんおばあちゃんのお金を騙し取る悪い奴」という事はほとんどありません。
考えて頂きたいです。
今、少年院や刑務所に入っている人が、小学生の頃に「将来の夢は犯罪をすることです」と、犯罪を夢見ていたでしょうか。
そんな子どもは誰ひとりとしていません。
ある少年院の法務教官が教えてくれた言葉があります。
「子どもの頃、お父さんとお母さんが仲が良くて、お父さんが仕事に行く時に、いってらっしゃいと言って、お母さんがお父さんのほっぺたにチューをするような家庭だったら、今うちに入っている子ども達は少年院には来ていません」
忘れられない言葉です。
少年院で出会う子ども達は、どの子も心に大きな傷を負っています。
誰かが手を差し伸べてあげなければ、こういった問題は増え続ける事になります。
被害者も加害者も生みださない為にはどうするべきか。
手を差し伸べられる社会を創っていけたらなと想います。
活動の様子をテレビ東京さんが全国放送で放送して頂きました。
番組の主となる部分は闇バイトについてです。
闇バイトで逮捕される少年たちは増え続けています。
組織犯罪も年々巧妙化が進み、幹部クラスは捕まらずに、末端の年齢が低い子ども達が捕まるという構図が出来上がっています。
被害者も加害者も生まないために、何が必要かを追求していきたいと思います。