中日新聞掲載~3月6日朝刊~

『帰る場所がない子ども達 ~中日新聞掲載~』
どこにも帰る事ができない子ども達がいます。
親から大切にされた事がない子どもは、人との接し方も分かりません。
自分の心が傷付き、壊れてしまわないように、大人や社会に反発をする事でしか生きる道を見いだせない場合も多いです。
寒空の中、震えながら過ごし、空腹に耐えるような日々を夢見ていたはずはなく、安心して生活ができ、お腹いっぱいご飯を食べ、ゆっくりと眠れる場所で生活がしたかったと思います。
環境はその子が選んだ訳もなく、施設で生活をする事を望んでいる子はいません。
生き直すチャンスすら与えて貰えない現実もあります。
人は誰と出会い、どのような環境にいるのかによって、人生は大きく変わる。
僕自身も、生き直した人間。
だからこそ、チャンスを与えられるような大人でいたい。
渋谷幸靖

『矯正管区で基調講演』
名古屋矯正管区にて基調講演をさせて頂きました。
矯正管区という名前を初めて聞く方も多いと思います。
矯正管区は、法務省矯正局の事務を分掌する地方支分部局で、刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所及び婦人補導院の適切な運営の管理を図ることを目的としている機関になります。
その為、本日の講演を聞いてくださった方は、少年院や鑑別所などの職員さんになります。
講演の最後には、自慢話をさせて頂きました。
「少年院を出たばかりの頃から関わった子が、今は立派な社長になり、少年を雇用してくれる青年になっていたり、陽和ハウスを開設した時に、お花を送ってくれたりと、社会で活躍している子が多い。
逮捕される前は、社会で力の使い方を間違えてしまっただけで、正しく力を使う事ができれば、立派な青年になる事ができる。
今、少年院に入っている子ども達も、環境次第で人生は大きく変わる。
皆で手を取り合い、子ども達が輝いていける環境を創っていきましょう」
と、お伝えさせて頂きました。
官と民が手を取り合い、制度の狭間にいる子ども達に、手を差し伸べれる社会を創っていきたいと想います。

12月1日の中日新聞朝刊に掲載して頂きました。

親元で生活ができなくなった子ども達を、社会全体で育てていけたらなと思っています。

何の罪もない子ども達が、お腹いっぱいごはんが食べられて、安心して生活ができる場所。

夢や目標に向かって歩んで行ける場所を皆様と共に作っていけたらなと想います。

ご協力を宜しくお願い致します。

https://readyfor.jp/projects/hiyori

本日より、クラウドファンディングがスタートします。

虐待を受け、親から離れないといけない子ども達や、生きづらさを抱え、家庭や学校という居場所をなくした子ども達、非行など、なんらかの理由で自宅では生活ができない子ども達が、安心安全な環境のもと、新しい人生をスタートできる自立援助ホームの開設を目指しています。

開設には建物のリフォーム代209万円・厨房機器の購入68万円、8人分の机やベッド・自転車などの生活に必要な物品の購入、行政書士の手数料、不動産仲介手数料等の費用が必要で、とても大きな費用がかかります。

皆様のお力添えがなければ、開設はとても難しい状況です。

居場所をなくし、暗闇にいる子ども達に手を差し伸べれるように、今回のクラウドファンディングに挑戦させて頂きました。

自立援助ホームに対する想いを見て頂き、共感して頂けましたら、ご支援を頂けますと大変ありがたいです。

子ども達が、未来に不安を抱えるのではなく、未来にわくわくできる社会を目指していきたいです。

皆様のシェア・拡散のご協力をよろしくお願いします。

シェアしていただけるだけでも、未来の子ども達に繋がります。

温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人陽和 理事長 渋谷幸靖

 

クラウドファンディングページ↓

https://readyfor.jp/projects/hiyori

 

クラウドファンディングのお手続き方法はこちら↓
NPO法人陽和 説明チラシ

 

『11月の勉強会のお知らせ』

11月12日(日)に勉強会を開催します。
今回のテーマは「現代の子どもとの向き合い方」です。

子どもとの関わり方は、常に変化していきます。
子育て・支援・雇用、どの分野でも共通することは「関わり方」です。

熱田区社会福祉協議会との連携で生まれた支援のプログラムを、発起人である、熱田区社会福祉協議会事務局次長の田中和快様にお話をして頂きます。

子育て・支援・会社内の若者の育成について、皆様と共に考えていきたいと思います。

第二部では、少年のスピーチとして、家庭内や仕事での苦悩や、うまくいったエピソード等を話してもらいます。

第三部では、理事長の渋谷から、数々の支援現場の経験を基に、「継続して行く為のポイント」をお話させて頂きます。

参加は無料になりますので、是非ご参加ください。
開催は11月12日(日)14時からになります。

オンライン参加(zoom)も可能です。
〖参加申し込みフォーム〗
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfTFbPB9PrLXXQ1T5kGSX0FXJpXELA2hrHxx5UJZTacZ2l6-w/viewform?usp=sf_link

皆様のご参加をお待ちしております。

活動の様子をテレビ東京さんが全国放送で放送して頂きました。

番組の主となる部分は闇バイトについてです。
闇バイトで逮捕される少年たちは増え続けています。

組織犯罪も年々巧妙化が進み、幹部クラスは捕まらずに、末端の年齢が低い子ども達が捕まるという構図が出来上がっています。

被害者も加害者も生まないために、何が必要かを追求していきたいと思います。

『東海テレビ NEWS ONEにて放送  闇バイト』
先日、放送して頂いた番組がYouTubeにアップされました。
今、社会問題になっている闇バイトについての番組になりますが、闇バイトをやってしまう少年の中には、特殊詐欺などの犯罪に加担してしまうという意識がなく、知らずに手を染めてしまうケースも珍しくありません。
出演している2人の少年は、特殊詐欺とは知らずに加担してしまった経験があります。
次の加害者を出さない為、勇気を出して、取材に応じてくれました。
NPO法人陽和は、加害者も被害者も生み出さない社会を目指していきたいと思っています。
是非ご覧ください。
番組はこちらから見て頂けます。

『勉強会のお知らせ』
7月2日の勉強会は「思春期の子どもたちを守る」というテーマで開催致します。
講師は、産婦人科医の伊藤加奈子先生にご登壇を頂きます。
思春期の子どもたちを15年外来で診察し、診療の合間には性教育や講演活動を学校や行政機関で行っておられます。
医師の視点からみた子どもたちの現状と問題、実際の事例をお話して頂きます。
希少な機会ですので、是非ご参加ください。
参加はこちらから↓

『講演会のお知らせ』
6月17日に渋谷 幸靖が碧南市で講演会を開催させて頂きます。
子どもの目線に立てる大人が増える事を願いながら、お話をさせて頂きます。
ご都合がよろしければご参加いただけますと幸いです。
6月のNPO法人陽和の勉強会は、「腐ったみかんが医者になった日」の本を出版されている、河原風子さんをお招きし、「人は変われる」「何歳になっても挑戦できる」という河原さんのメッセージを基に、支援者の目指すべきことや、今の子ども達には何が必要なのかを皆様と共に考えていきたいと思います。
第二部では、更生に向かう少年のスピーチを予定しています。
第三部では、理事長の渋谷 幸靖が支援の世界から見えてくる「支援のあり方」についてお話をさせて頂きます。
Zoom参加も可能です。
是非ご参加下さい。
お申し込みはこちら↓
日時:2023年6月4日(日)14:00~16:00
会場: ソレイユプラザなごや
住所:名古屋市中区栄一丁目23番13号伏見ライフプラザ12階
【時間】
13:45 開場
14:00 開会
16:00 閉会

『講演会のお知らせ 滋賀県』

5月28日、滋賀県にて渋谷幸靖がお話をさせて頂きます。
当日は、支援者を目指している少年と一緒に向かわせて頂き、少年もスピーチをしてくれます。

支援の現場から見える世界をお伝えさせて頂き、地域や大人にできる事を皆様と一緒に考えていきたいと想います。

主催:特定非営利活動法人やんちゃ寺
後援:滋賀県 滋賀県教育委員会 滋賀県社会福祉協議会 滋賀県保護司連合会 滋賀県更生保護事業協会 滋賀県更生保護女性連盟 草津市更生保護女性会 草津保護区草津支部保護司会

 

本日、情報番組のミヤネ屋にて放送されました。
犯罪をしてしまう少年たちは、社会の中では加害者です。
しかし、加害者と呼ばれる少年たちを深く知ると、そこには被害者としての姿があります。
発達障がい等、何らかの生きづらさを抱えていたり、犯罪をする事でしか生きる選択肢がない子はたくさんいます。
子どもの頃、「僕は将来犯罪者になる!」という夢を持っている子はいません。
子どもが子どもらしく生き、夢や目標を持てる社会を、創っていきたいと思います。
明日から東海テレビの密着取材が始まります。
放送をきっかけに、生き直す少年たちを応援し、見守ってくれる仲間が増える事を切に願います。
渋谷幸靖
TELTEL